新しい内視鏡システムについて
こんにちは。さくら内視鏡クリニック品川の瀧田です。今日は当院で導入した新しい内視鏡システムについてお話ししたいと思います。
当院では今年の4月からオリンパス社の最新の内視鏡システム「EVIS X1」を導入いたしました。EVIS X1は8年ぶりにモデルチェンジされた最上位の機種で、より高精度な観察・治療をめざした技術が搭載されています。従来のシステムからさまざまな進化があるのですが、より焦点距離の合った画像が得られるようになっていたり、病変をさらに発見・観察しやすくなった画像強調テクノロジーが挙げられます。
中でも、個人的にもっとも革新的だと思うのは、経鼻内視鏡スコープの画質向上です。これまでももちろん十分観察できていたのですが、この新システムでは驚くほどよく見えるようになりました。ご覧のように、従来のスコープでは奥の方は暗くなってしまっていたのですが、新しい経鼻内視鏡スコープでは奥の方まで明るくピントが合っています。また、細かいものも良く見えています。当院ではこの新たな経鼻内視鏡も用いて、胃カメラを行っております。
苦しくない検査は大前提ですが、よく見える最先端の内視鏡の力も借りて、皆様の健康のお手伝いができればと思っております。最後までお読みいただき、ありがとうございました。