- 大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
- 大腸内視鏡検査(大腸カメラ)とは
- 大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の特徴
- 検査の流れ
- 大腸カメラで診断できる主な疾患
- 大腸内視鏡検査(大腸カメラ)費用
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)とは
大腸カメラは、下部消化管内視鏡ともよばれ、大腸全体を観察することができる検査です。大腸は他の検査では詳しく調べることができません。大腸カメラはつらい検査だと思っておられる方が多いと思います。おしりからカメラが入るということで、気後れしてしまうこともあるのだと思います。現在、多くの方が大腸がんで亡くなっていますが、大腸がんは早期に発見してもらえれば、治癒がのぞめる病気であり、内視鏡で治療することができる場合もあります。また、大腸カメラを受けることで、今後がんになる可能性のあるポリープを見つけることもできますし、大きさによってはその場で切除することもできます。当院では女性医師がなるべく苦痛の少ない方法で検査をおこないますので、ぜひお気軽にご相談ください。
*当院では18歳以上の方を対象としております。ご了承ください。
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の特徴

- ①多数の内視鏡検査・治療をおこなってきた日本消化器内視鏡学会専門医の女性医師が検査をおこないます。
- ②最先端の内視鏡システム(オリンパスX1)を用いています。
- ③鎮静剤(麻酔)を用いて、苦痛なく検査をおこなうことができます。希望されない場合も、なるべく苦痛ないように検査をおこなわせていただきます。
- ④土曜日も検査を行っています。また、胃カメラと同時検査も可能です。
- ⑤ポリープを見つけた場合、大きさにもよりますが、その場で切除することができます。
- ⑥おなかの張りが出にくい炭酸ガスを用いて検査をおこなっています。
- ⑦異常が見つかった場合は、すみやかに連携医療機関にご紹介いたします。
検査の流れ
検査前日
大腸カメラは胃カメラと異なり、検査前に下剤を飲んで腸をきれいにしていただく必要があります。
お通じが残っていると、検査で観察できないところが増えてしまうため、より確実な検査のために、当院では前日のお食事は検査食のセットをお願いしております。
前日の夕食は夜8時までにお済ませいただき、それ以降は召し上がらないようお願いします。
常用薬は通常通りにお飲みください。
検査当日(来院まで)
朝食は召し上がらずに、お伝えしたお時間から下剤をお飲みいただきます。
下剤を内服されてしばらくすると、お通じが頻繁になり、徐々に透明になっていきます。
ある程度お通じが出ると、おなかが落ち着きますので、その後ご予約のお時間にいらしてください。
下剤をお飲みの間に吐き気や腹痛を自覚された場合、お通じがなかなか出ない場合など、お困りのことは当院までご連絡ください。
お越しになるまで、水分はお飲みいただいて大丈夫ですが、お水・お茶のみとしてください。
また、常用薬は起床時にお飲みください。お休みしていただきたいお薬がある場合は、ご予約時にご案内いたします。鎮静剤を希望される場合は、公共交通機関でお越しください。
検査当日(来院後)
鎮静剤の注射のため、点滴を確保します。おしりに局所麻酔をおこない、鎮静剤をご希望の方にはお薬の投与をおこないます。検査は20分程度です。終了後、リクライニングチェアでしばらくお休みいただきます。休憩された後、検査の画像をお見せしながら、結果のご説明をさせていただきます。
検査後
組織検査をされた場合は、後日結果をご説明させていただきますので、次回の予約をお取りいただき、終了となります。
組織検査・ポリープ切除をした場合、鎮静剤をもちいた場合は、しばらくご注意いただきたいことをご説明いたします。
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)費用 ※保険適用の場合
- 大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
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1割 1500円~2200円 2割 3000円~4500円 3割 4500円~7000円
- 大腸内視鏡検査(大腸カメラ)+病理組織検査
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1割 3000円~6000円 2割 6000円~12000円 3割 9000円~18000円
- 大腸内視鏡検査(大腸カメラ)+ポリープ切除
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1割 6000円~11000円 2割 12000円~22000円 3割 18000円~33000円
*使用する薬剤の種類によって費用は前後いたします
*診察代は含まれておりません